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本堂彫刻

西光寺について
慶長9年(1604年)に西光寺は大阪市東区博労町4丁目に浄土真宗本願寺派寺院として(現在の中央区)建立されたと記録されており、当時、大阪の商売の中心地の一つである船場にて商いを営む方々の心のより所として大正時代の地図には当時の難波神社裏に位置しました。

時を経て、当時、大阪市市長 関一氏の掛け声のもとに行われた大阪の中心部に流れる大動脈御堂筋の拡幅工事に伴い移転を余儀なくされ、昭和10年現在の阿倍野区へ移転してまいりました。在りし日の木造建築の本堂は永平寺、長野善光寺等の彫刻を手がけた高名な彫刻家志村流張氏によって全彫刻が手がけられ、大阪市内でもこれほどの彫刻が施された寺院はないと多くの方々の賞賛を頂戴しましたが、防災対策並びに老朽化に伴いやむなく2009年8月解体となりましたが当時の面影を写真にてご覧いただけることであります。